ハンコを押す前に

クレジットカードやプリペイドマネーの普及によって、デジタルマネーを日々の生活の中で、私たちは当たり前のように使っています。

契約にしても発注・受注が年々電子化されていますが、保険や契約書に分野では、紙の書類やハンコを押す機会はまだまだ続きそうです。

【新明解国語辞典】には「契約とは一つのことをするために、法律上の〝決め″のある約束をすること」と書いてあります。

新しく銀行口座を開いたり、クレジットカードの申し込みをするときに、私たちは契約書の内容を、十分に読んでいるでしょうか?

基本的な話ですが、本来、販売をする者は契約を交わすときに、購入者に重要事項を説明し、契約の内容が明記された「契約概要」と「注意喚起情報」を提示しなければならず、相手の意志を確認することになっています。

それで登場するのが、遠視の人であれば、絶対にメガネがないと読めないほど小さな字で書いてある重要事項です。

特に何もなければ読み飛ばしても、全く関係ないのですが、売り手の方は万が一の時に備えて責任の回避ができるように、前もって予備線を張っておくのです。

しかし重要事項が書いてあるにも関わらず、ほとんどの人が目を通していないというのが現状ではないでしょうか?穿った見方をすれば、買い手があまり読めないくらいたくさんの文章量とそれに追い打ちをかける文字の小ささという作戦をしているのではと考えてしまいます。

万一事が発生すれば、記載された約束が最優先されます。

したがって「気づかなかった」「読まなかった」ではすまされません。

責任はすべて、内容の確認を怠ったあなたの責任ということになります。

いわゆる「ハンコを押す」前に一呼吸おいて、そのわざと小さくしたような文章にも目を通す習慣をつけましょう。

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