タイヤの窒素ガス

知人が、車買取り業者のところへ行くからついてきてと言うので、同行しました。

行き先は、中古車のディーラーだったのですが、ユーズトカーのノボリにタイヤすべてに窒素充填済みと書いてあります。

知人が査定をしてもらっている間に近くにいた従業員さんに窒素充填について聞いてみました。

まだ十分には普及していないとのことで、丁寧に説明してくれました。

普通、タイヤの中には空気が入っています。

その成分は二酸化炭素と酸素などです。

生物にとって酸素はなくてはならない気体ですが、鉄製のタイヤホイールにとっては、サビの原因にもなるし、温度や気圧の変化に敏感だということです。

その点窒素は、膨張や収縮がしにくく、タイヤに入れるだけで随分乗り心地が違うのだそうです。

普通のタイヤに入っている空気は、我々が呼吸しているものと変わりがありません。

また普通の空気では、気温や気圧によって体積が大きく変わるという性質があり、これが乗り心地を悪くしている原因の一つだということはあまり知られていないようです。

タイヤが道路と摩擦するときに出る音のことをロードノイズといいますが、正常な空気圧で走っているときは、ロードノイズは少ないのですが、膨張や収縮によって音の出方が大きくなるのだそうです。

また、膨張や収縮によってタイヤの中の空気が減っていく元にもなっています。

窒素をタイヤに充填することで単位あたりの窒素の密度が、空気より濃くなると乗り心地が良くなるという仕組みです。

ほかにもパンクしにくく、高速安定性が良くなるといった特徴もあるそうなので、一度チャレンジしてその乗り心地を体感してみようと思いました。

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